<心虚で進むアホポン化(11)可能性はまだあるのか3>

『サーブを横から見る時と、サーブを受ける時では全く違って見えるでしょう』と梅澤さんに聞いた時、『確かにそうだけど』と答えた。そして、僕が『横から見た時と同じように見えた』と言ったとき、梅澤さんは僕の説明に満足して、それ以上聞いてこなかったので、なぜ同じに見えたか説明しなかった。

僕の研究では、現在の人類は12万5千年ほど前の今より高温な時代に熱中症で旧人類が淘汰された時、生物学的進化で生き残った種族の末裔だと推定される。そのため、親子の経絡の連動性により、熱中症で起こった肝機能低下を引き継いでいる。その結果、脳も肝機能低下で委縮して固まっているはずなのだ。

僕は脳を緩めるため色々な脳の模型を作ったが、本気で緩めようとしたのは小脳で、大脳ではなかった。もちろん大脳の模型も作っているし、海馬などの模型も作っている。しかし、日々詰碁で緩めようとしているのは小脳だ。肝機能が上がったので大脳が経絡的に緩むと思ったが、実際には大きな変化はなかった。脳の一部である目が陰だったためと推定された。

動体視力には、静的動体視力と動的動体視力の2種類があることは説明したが、眼球が緩めば大脳が緩む可能性があるだけでなく、静的動体視力も上がるはずだ。そこで、思い切り強い陽の気が出ている伊達メガネを購入した。そして、
詰碁をするとき、伊達メガネをして視力のトレーニングをしてみた。問題の解答を考えるとき、詰碁をテレビのモニターに出力して碁盤の目から目へ意識的に視線を変えると視力のトレーニングになる。このトレーニングは9月1日から始めた。そして、9月10日の試合の時に、突然、梅澤さんの魔球のようなサーブが何の変哲もない普通のサーブに見えたのだ。目がわずかに緩んだだけで、梅澤さんが驚愕するような変化が起ったのだ。

2022/9/28

<お知らせ>
卓球レポート15 下がる動的動体視力VS上がる静的動体視力(8)<心虚で進むアホポン化(7)核戦争2;https://eisakubun.net/articles/view/secret/%E5%8D%93%E7%90%83%E3%83%AC%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88%EF%BC%91%EF%BC%95%E3%80%80%E4%B8%8B%E3%81%8C%E3%82%8B%E5%8B%95%E7%9A%84%E5%8B%95%E4%BD%93%E8%A6%96%E5%8A%9BVS%E4%B8%8A%E3%81%8C%E3%82%8B%E9%9D%99%E7%9A%84%E5%8B%95%E4%BD%93%E8%A6%96%E5%8A%9B%EF%BC%88%EF%BC%98%EF%BC%89>に追記しました。